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函館バス おしゃれなランチと
函館観光コース

 ボンネットバスの翌日はこちらのコースに乗車してみました。
 バスはレトロ調、ボンネットスタイルを上手に表現しています。もともとは他社で活躍していたものですが、函館の町によくマッチするバスです。
 また、夜になると『函館イルミネーション・夜景観光バス』として、函館山に登るコースも担当します。大活躍ですね。
 後部は展望デッキのようになっており、そこから流れゆく車窓を眺めることも可能。車内からの眺めも良く、開放感があります。ホント、いいバスなんです。
 特にお勧めは『夜景観光バス』です。普通の函館山ゆきバスは混雑時の東海道線や高崎線のように立ったお客さんでいっぱいなのですが、このバスは24人の定員制。立席がないため車内からの展望が100%楽しめるのです。側窓も大きく、正面展望もまあまあ。道中の夜景が楽しめるだけでなく、道幅の狭い山道での大型バスとの離合時にはお客さんから歓声が上がるほど。
 座席定員制のこのバスは一言でいうと、首都圏のJRの普通列車グリーン車と同じような意味を持つのです。
 このコースではまず五稜郭を見学。函館は何度も行っていたものの、五稜郭は初めてで、やっと見ることができました。
 五稜郭の反対側には函館山が望めます。JR函館駅前よりもこちらのほうがビルがたくさんありますね。
 バスは立待岬をまわったあと、函館山に登ります。その後がここ、旧イギリス領事館です。ここは昨年までのボンネットバスでゆく元町散策コースには入っていなかったため、初めての見学です。
 なかなか素敵な建物でしたが、ちょうど函館開港150周年記念ということで、特別公開を行っていました。
 館内の喫茶店です。床のフローリングが近代的すぎるものの、とても良い雰囲気です。
 いよいよランチ。昨年までは『洋食』だけでしたが、今年は和食もチョイスできます。私は和食にしてみました。いかのお造りにうにの茶碗蒸し・・・とても上品なランチでした。レストランからは函館港や倉庫街を望むことができ、ロケーションも抜群です。
 こちらは洋食コース。グラタンとかにクリームコロッケです。
 午後1時にバスを降りると、帰りの飛行機まで時間があったので車庫に行って見ました。元東急のワンロマ車がいなかったのが気になるところですが、工場の中に気になるバスが・・・
 望遠にしてみると・・・
 やっぱり。東急のノンステップバスです。世の中、もうノンステップバスが中古市場に出回る時代になったのですね。
 法律の改正で福祉系バスの所有割合が定められるため、こういった中古車は地方の事業者には有難い限りですね。
 ただ、困る人も一部に・・・
というのもミャンマーは道が悪く道路のくぼみも多いためノンステップは適さないのです。これから日本のバスが全てノンステップになってしまったら、ミャンマーの中古バスも見られなくなってしまうかもしれませんね。


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