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インドネシアの風景と中古バス

 今回のインドネシア旅行はJALのマイレージ使用のため税金等で往復15000円のみ。しかも不景気のため28000マイルのディスカウントマイルでお徳。さらに時期的なものなのか、機内は往復とも空いており、一人で3席を使用できました。3席を利用して寝転がる状態は非常に良く眠れるので、専門用語では『エコノミースィート』と呼びます。(笑)

 さて、旅の始まりはジャカルタの長距離列車始発駅のガンビール駅から。
 朝、タクシーを降りて改札口へ向かうと、とても素敵な光景が広がっていました。
 インドネシア語では、マスクが入口、ロケットは切符売り場です。覚えやすいですね。
 ホームに行くといきなり普通電車が通過していきました。屋根の上にも人が乗っています。架線に触れたらアウトだと思うのですが・・・
 正面にも乗っています。ブレーキをかけたとき、たまに惰性で落ちて前からひかれる人もいるそうです。怖いですね。
 つづいて103系の高運転台が来ました。おととしは低運転台車を撮影できたので、ジャカルタの103系は全タイプ制覇です。
 さらに次から次へと日本の電車がやって来ました。
日本型の電車は急行のため、この駅に停車します。大胆な塗装ですね。
 日本の電車は急行で、かつ冷房仕様のため屋根には人がいません。
 そうこうしているうち、乗車予定の特急が入線しました。名前は『アルゴムリア号』、出発は午前7:30分です。
 編成の途中に変な窓配置の車両が・・・
荷物車かな?
 でも、編成の途中に入れませんよね、普通は。
 乗車したらわかりました。ここは食堂車だったのです。ナシゴレンや生ジュースなど、いろいろなシートサービスがありました。
 でも、ラマダン期間中なので誰も食べ物を買ってくれません。仕方がないので生ジュースを買ってあげましたが、とてもおいしかったです。
 乗車したのはケラス・エクセフティフ・・・英語にすればエグゼクティブ・クラスです。アルファベットの国はわかりやすいので好きです。
 さて、車端のモニターではドラマや鉄道の紹介などを次々とやっています。
 それをずっと見ていたら、車両工場の台車検査の様子まで収録されていました。台車のアップを映しても、お客さんはあまり興味がないと思うんですけど・・・

 さらにシートポケットには車内販売のカタログ・・・
これもまた鉄道グッズばかりで、鉄道車両のおもちゃやキーホルダーなど、この会社の人はみな鉄道好きなのかもしれません。
 トイレに行ったらひとつの疑問が・・・洋式でもないし、『大』ができないような・・・
女性も使えないような???

 その答えは・・・恐ろしくて書けません。
 SLファンの皆様には考えられないことでしょうが、私は一日を無駄にして世界遺産の見学を予定に入れました。
 
 ここは有名なボロブドゥール遺跡の公園内のホテルです。
 夕食はステーキにフルーツサラダ・・・。とても豪華です。油まみれの灰まみれでヤードを駆けずり回ったことをすっかり忘れさせてくれるような・・・

 そんな素敵な夕食でした。

 明朝はいよいよ世界遺産の見学です。
 早朝4時半、誰もいないボロブドゥールに一番で上りました。
 一般の開門は午前6時ですが、ホテル宿泊者限定で早朝から入れるのです。つまり、このホテルに泊まるとボロブドゥールのサンライズが見られるのです。
 午前6時すぎ、朝日が昇りました。幻想的な風景ですね。
 徐々に遺跡の全貌が見えてきました。
 遺跡の下のほうは四角く、上のほうは丸く円壇になっています。
 世界最大級の仏教遺跡ですから、さすがにデカいです。
 泊まったホテルのテラスからは・・・
 素敵な景色が見られます。
 コテージ式で、仏陀の絵が飾られている渡り廊下・・・
 すすまみれの撮影は、しばし忘れて・・・
 このホテルでチェックアウトぎりぎりまでのんびりしてしまいました。
1泊4000円程度で、安かったです。
 朝食の焼きたてオムレット、おいしゅうございました。パインジャムのトースト、おいしゅうございました。
・・・また泊まりたいと思うホテルでした。
 のんびりしたあと、さらにもうひとつの世界遺産、プランバナンへ。
 手前の塔は近年の地震で全て崩壊したそうです。復元はたいへんそうですね。
 SL撮影の合い間には町の高校を訪問して日本語の授業を実施。
 この国では日本語教育が盛んで、英語と日本語はどこの高校でもやっているようです。
 高校3年生にもなると、私の話す日本語は全て理解できます。すごいですね。
 スクリーンを使って説明しているのは新幹線。ベトナムの次はインドネシアにも作ってほしいものです。
 ここはレストラン・・・
 一人でレストランに行くときは、『旅の指さし会話帳』を持参します。そうすると、どんな料理かわかるんです。今日は、写真のまん中の『ミークアー』・・・汁入り麺を注文しました。
 グロテスクな色ですが、おいしかったです。これで約100円。右上のきゅうりは漬物です。これがまたさっぱりしていてうまいんです。
 食後にカメラを持って、バスターミナルを攻めてみました。
 商品を積み上げるとは、変わった販売方法ですね。
 バスターミナルの隣は、ナイトマーケット。では、順番に回ってみましょう。
 ここはラーメン屋さん。
 なかには移動遊園地、いや移動式遊具も。
 これも移動式遊具屋さん。
 田舎の町でも夜は活気があります。
 ラマダンのせいか、昼は出歩く人も少なく、そのぶん日が沈むと活気が出るのです。
 この長い物体は・・・花火屋さん。
 変なお面屋さん。
 こちらはカキ氷屋さん。
 お菓子屋さん。
 最後はビタミン補給のためにみかんを買って、果物屋さんの撮影で終わりです。
 翌日はまた別の中学校で日本語の授業を実施。パワーポイントで、百円ショッフ、カプセルホテル、メイドカフェなどを紹介しました。
 イスラム教の学校なので、女子はスカーフをしています。
 授業の後はみんなで記念撮影、中にはサインを求める子までいました。みんな日本好きなようです。
 普通の観光旅行なら立ち寄るであろうビーチです。平日のせいか誰もいませんでした。
 帰路のJALに乗るため、スラバヤからジャカルタに移動。タクシーを一日貸し切って、ジャカルタ市内を巡りました。まずはコタ駅です。
 これは以前もご紹介した、ハジャイ。
 ホームに行くと、日本の電車が出発していきました。
 日本人には懐かしい、荷物車が健在です。
 これは方向幕が快速、東陽町になっていました。
 荷物車の積み込み風景も
 ホームの時計もいい味出してます。
 電車は初日の分を含め結構撮影できたので、こんどはバスモードに。
 しかし、ここで雨が降り出してしまいました。
 そんな雨を突いて、臨港バスもやって来ました。
 神奈中も古くなって、色が変わりました。
 こちらは現地製のミニバス。
 おっ、京都市営も来ました。
 方々回りましたが、カルフールの前で待っていたら、効率よく10分に1本くらいの中古バスが来ました。
 三菱のミニバス。
 大勢力の神奈中古。
 京王もいました。雨のせいもあり、だんだん暗くなってきたので撮影ももうすぐ終了です。
 えっ、都営塗装なのに京王?
どっちなのでしょう。
 ちなみに後部は愛宕循環・・・
やっぱり京王なのでしょうか?
 午後6時、暗くなったので撮影は終了してカルフールとそごうに行ってみました。
 そごう内部はご覧のように立派でした。あとはここで買い物をして空港に行き、21:55分の飛行機で成田に戻ります。この旅も無事に終了しました。

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