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松川温泉ボンネットバス 2015

 今年の冬は12月からの大雪で、年末には雪下ろしという有様、1月はどうなることかと思いましたが、ここに来て異常気象の日が続き、暖冬・小雪で積雪は例年並になりました。
 今冬は松川温泉には行かない予定だったのですが、仕事の関係を勘案して急遽出かけることにしました。

 今回は金曜の夕方6時過ぎの出発です。それでも新幹線の威力は強力で、約4時間後には盛岡駅につきました。
 ここで、こまちを切り離すため、しばらく停車です。

 今日のホテルは盛岡シティホテル・・・大学時代に初めて盛岡を訪れたときに泊まったホテルです。もう、何十年ぶりでしょう?ホテルは改装されてきれいになっていましたが、値段は昔に比べて千円くらい安くなっています。
 旅行する側にとっては有り難い限りですが、もしかして駅前はホテルが増えて供給過剰なのかな?
 翌朝・・・

 駅前に威勢の良い!?行列ができていたので、何行きかと思ったら循環バスの乗り場でした。

 なかなか認知度が高いようで右回りも左回りも、発車するバスは全て立席が出るほど混んでいます。嬉しいですね。
 ここで少しバスを撮ることに・・・。
 なつかしい富士重の最終型もやってきました。
 こちらは県交通の旧塗装。まだ元気でした。
 このほか、ガーラやスーパークルーザーも安泰でした。
 こちらは観光下ろしの路線車で、ロイヤルホテル行きです。シートも豪華ですが、ドアと連動して4段目のステップも出てきました。なかなか豪華な仕様です。
 それにしても今日は天気がいいです。一月下旬にここまで晴れることは珍しいです。

 今年は異常気象ですね。
 このあとはレンタカーで八幡平ハイツを目指します。恒例の土日祝日バイキングがお目当てです。

 これは西根の国道で出会ったボンネットトラック。まだまだ元気ですね。
 八幡平に着くと、まだバイキングには時間が早かったため、時間つぶしにリゾートスキー場のゲレンデをのぞいてみました。
 土曜日なのに結構すいています。新潟と違って雪質もサラサラで滑りたくなってしまいました。
 八幡平ハイツのバイキングの最後をコーヒーとマシュマロのチョコフォンデュで締めくくった(笑)あとは・・・、

 いよいよ撮影です。
 午前中は朝の除雪後に雪が降ったそうで、圧雪になっていました。
 嬉しい限りです。
 防寒着なしでも過ごせるポカポカ陽気で、
 撮影を楽しむことができました。
 これは2便目の復路ですが、3便目は多数のお客さんが予想されます。
 2便目と3便目の間の休憩時間はほとんどなく、すぐに出発となりました。
 これはボンネットバスから乗客をを受けた、盛岡バスセンター行きです。
 県北バスのふそうは珍しいですね。
 いよいよ最終便・・・。
 陽も傾いてきました。
 この日は意外とすいていたようです。
 私も早めに温泉に入ろうかな!
 などと思ったのですが、
 その考えは
 この直後に変わりました。
 そう・・・、晴れていたために岩手山がきれいに顔を出したのです。
 ここは休憩場所に向かう途中ですが、岩手山がきれいに見えます。残念ながらバスのいる場所はもう日が暮れていますが、バックには夕陽を浴びてほのかにオレンジ色に輝く山が輝いていました。
 最終便は夕焼けの中、山を降りていきました。
 今日のお泊りは、こちらの松楓荘。

 昨年夏に新しい風呂が出来て、4種類の湯が楽しめるようになりました。

 4年前の水害で、一時はどうなることかと思いましたが、見事に復活してお客さんもたくさん宿泊していました。
 夕焼けから引き続き天気が良くて、雪国暮らしの私としては逆に放射冷却が心配になってきました・・・。
 松楓荘はつり橋も直って、対岸の洞窟風呂まではろうそくが灯されています。泊まってみると、以前と違って風呂がたくさんあるので、一つ一つを楽しむことも出来ますし、それぞれがすいていてゆったりと入れます。
 久しぶりにのんびりできました。
 翌朝は7時前から撮影に出かけます。
 思ったとおり放射冷却で車にはご覧のような霜が。

 でも、天気は快晴で撮影は期待できます。
 ボンネットバスは8時に車庫を出発。
 ロイヤルホテルまで回送されます。
 岩手山を裾野まで入れて順光で撮れるポイントです。
 八幡平をバックに
 すすみます。
 それにしても、ここまで晴れたことはいままでありませんでした。
 いつも吹雪の日を狙って1月下旬に訪問していましたが、今回だけは異常気象サマサマでした。
 さて、朝の一便目の運行が始まりました。
 こんなふうに太陽を入れて撮ることなど、
 いままで数回しかありませんでした。
 しかも、今日は雲ひとつない快晴です。
 終点到着後、バスは休憩場所へ回送されます。
 そこでも岩手山がきれいに見えました。
 9:30すぎ・・・
 バスは峡雲荘前のバス停に入ります。

 おやっ、今日はバスファンがこんなに大勢!?

 と思ったら、そうではなくて温泉のお客さんが好天に誘われて外に出ていたのですね。
 バスが峡雲荘の定位置に入ると、記念撮影が始まりました。
 建物が新しくきれいになった峡雲荘と、(水害を乗り越えて)4種類の風呂が楽しめるようになった松楓荘、高級旅館の松川荘と、3件の宿がそれぞれの良さをアピールできるという、理想の温泉郷になりました。
 毎年恒例の雪だるまとかまくらは峡雲荘の名物で、屋根から下ろした雪で作られているようです。

 人の身長よりも背が高い雪だるまはなかなか珍しいです。なんでも、今年のものが歴代の雪だるまの中で最高の身長になったとか・・・。
 今日感動したことは、もうひとつ・・・。
 山に樹氷が見えたのです。

 八幡平に樹氷が出来ることは有名ですが、松川温泉の位置から見えるとは知りませんでした。
 私はこの日のドライバーさんに言われて初めて気がつきました。
 そんな樹氷をバックに・・・
 9:45のバスが出発します。
 でもネットで写真がこの大きさだと、樹氷の存在はわからないですね。
 帰りはいわて沼宮内から新幹線に乗車。
 さらに越後湯沢から少し遠回りをして、ほくほく線の特急に乗ってみました。
 越後湯沢〜六日町間の上越線でで優等列車に乗るのは高校時代の特急「とき」以来のことで、とても懐かしい感じがしました。

 でも、もうすぐ無くなってしまいますね。
 今年は大雪で、ご覧のような雪の壁です。(石打付近)
 ほくほく線はトンネル区間も長いのですが、
 一部区間は最高時速160km/hで進みます。
 160km/hは、いつも成田空港へのスカイライナーで体験しているスピードとはいえ、新潟県内では経験したことが無く、しかももうすぐ乗り納めです。
 くびき駅を過ぎると六日町の豪雪がうそのように雪がなくなりました。
 はくたかは直江津で降りて、信越線で折り返します。
乗車したのはたまたま北越急行の車両でした。

むむっ、急いで跨線橋を渡って写真を撮ったので曲がっていますね???失礼しました。


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