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盛岡市内定期観光 ボンネットバス 2016

 昨年と今年、岩手県北バスのボンネットバスが盛岡市内で定期観光として走っています。そんなバスを追いかけて、盛岡を訪問です。

 仕事を終えた金曜の夜、Maxときとこまちを乗り継いで22時過ぎに盛岡市内のホテルにチェックイン。

 翌朝は例によって、盛岡駅前のバス撮影から。
 県北の三菱は珍しいですね。
 あっ、今年も元気でした。旧塗装バスです。
 このバスを見送って、西口に移動します。
 8時半過ぎ、、、

 既にボンネットバスは到着していました。
 観光バスと並ぶと、さすがに小さいですね。
 午前中は、啄木新婚の家などを巡る
「懐かし通り城下もりおか号」です。
 今日は午前午後ともお客さんがいますので、午前中は撮り、午後は乗車する計画です。
 新幹線の高架をかすめて、バスはスタートして行きました。
 
・・・私は、循環バスで旧岩手銀行に先回りです。
 盛岡市内の循環バスは15分間隔で100円、とても便利で使いやすいです。
 
 バスセンター前で下車して撮影ポイントで練習します。
 9:50過ぎ、ボンネットバスが回送でやってきました。
 バスは橋の先で左折し、駐車場に入りました。
 この後、バスは12時頃まで走らないので、さらに銀行前で普通のバスを撮ります。
 ドームの丸い窓に田型の窓や、
 とんがり帽子のタワーのような形状は東京駅にそっくりです。

 それもそのはず、この建物は辰野金吾と岩手県の建築家が設計したそうです。
 その後、またまた循環バスで駅前に戻り、暇つぶしにバス撮影です。

 県交通の三菱も増えましたね。
 岩手では平面窓がまだまだ主流です。
 11時過ぎに開運橋まで移動し、
 どの位置が撮りやすいか、試してみます。
 歩道橋の上からも
 狙ってみました。
 ここは対向車がかぶらないという利点がありました。
 そうこうしているうち、珍しいリバイバル塗装車を発見!!
窓全体がブラックタイプのサッシなので、上の旧塗装車と比べると白い塗装部分がありません。
 ちょっと印象が異なりますね。
 12:10すぎ、ボンネットが来ました。
 
 いろいろ検討したうえで、橋の下からのアングルを選びました。

 信号のタイミングを研究したところ、絶対に対向車が来ない瞬間にやってくることが確認できたため、橋の下からの撮影です。

 冬の松川温泉とはがらりと変わって、近代的なマンション群の中を行くボンネットも新鮮ですね。
 午後の「もりおか酒蔵・鉄器・町屋と小岩井号」は乗ってみました。。。

 これは後部座席の窓から。
 最初の訪問先は
あさ開昭和旭蔵で醸造工場の見学と試飲です。
 さらに徒歩で大慈寺界隈を散策。
 昔の建物をそのまま改築しています。
 街なかにもかかわらず優雅なたたずまいで、
 レトロな雰囲気がいっぱいでした。
 その後はボンネットバスで移動し、風鈴の音色が涼しげな南部鉄器のお店へ。
 その近くの写真館もなかなか味わい深いたたずまいです。
 と、バスの停車位置を振り返ってみると、いつのまにか銀行のまん前ではないですか。
 
 中心部をぐるぐるまわるうち、意外にもこんな場所に来ていたことに後から気が付きました。
 この後バスは国道46号線をひた走り、
 小岩井農場に到着。

 東北新幹線が開業した当時は岩手県交通のまきば号が走っていましたから、それから約30年の時を経て今度は県北のボンネットバスが小岩井に乗り入れたのです。
 ここは今年のはじめにも来たことがありましたが、季節が変わってすっかり緑になっています。でも、この日は天気が悪くて岩手山は見えませんでした。
 のんびりと過ごす家族連れが多かったです。
 既に営業はしていませんが、D51ナメクジのSLホテルもありました。
 バスは約1時間停車しているので、
 SLホテルと絡めたりしながら
 写真を撮ります。
 このバスが緑の牧草地にいる光景は、ちょっと違和感があります。
 見学を終えると広大な牧草地を見ながら終点盛岡駅西口へ。
 17:35分、本日のツアーは終了です。

 この日は全日空機内誌の「おべんとうの時間」にこのボンネットバスとともに登場した有名ドライバー様と今年入社のういういしい新人バスガイドさんでした。

 いろいろお世話になり、ありがとうございました。
 バスを見送って、撮影終了。
 18時過ぎの新幹線で帰宅しました。

・・・これは乗車した列車ではなく、隣のホームにいた旧型です。
 たぶんあと数年で東北新幹線では見られなくなるように思い、撮影しました。
 翌々週・・・
 車(東北道経由)で再び撮影に挑戦しました。

 ここでは、路線バスを活用した撮影ガイド風に書きます・・・。

 盛岡駅前からは7時過ぎの松川温泉行きに乗車、「北厨川小学校前」で降りて、徒歩で旧東北本線の跨線橋を進みます。
 3/4ほど渡った所で牧草地と(晴れていれば)岩手山がほどよく入ります。
 この日はあいにくの曇り空で、岩手山は見えませんでした。。。
 八幡平営業所から来たボンネットは厨川駅横の県北観光の営業所に立ち寄ります。ここでは運がよければ「はやて」とのコラボが撮れます。

 これは、厨川駅をバックに盛岡駅に向かうところ。新幹線の高架が見えます。
 9:00に盛岡駅西口を出たバスは夕顔瀬橋を渡りますが、晴れていればこの位置で岩手山が望めるはずでした。
 午前中、最初の訪問先は小野染彩所。ここでしばらく停まります。
 その後、バスは少し進んで啄木新婚の家へ。
 ここは良く整備されていました。
 その次の撮影地は旧岩手銀行前ですので、ここから循環バスに乗ってバスセンター前で降ります。。。
1回100円というところが手軽でいいですね。
 その後、ボンネットが来る前にロケハンと撮影の練習。。。

むむっ、これは西工ですね。中ドア四枚扉も珍しいです。
 午前中、メインの撮影地はここです。
 バスは中ノ橋を渡って川沿いのバス専用駐車場前で待機しますので、
 それを撮影したら、バスセンターで時間をつぶします。
 今日は日曜日なのでお店はお休み・・・
 かと思ったら、月末で営業を終了したと書いてあります。
 こちらも・・・。
 こちらのお店も閉店したようです。
 唯一、おそば屋さんは営業していましたが、
 9月末までとのこと。寂しい限りです。
 というわけで、今日の昼食は「バスセンターのラーメン!」にしました。みなさまも、味わうなら夏休みのうちにどうぞ。
 最後に懐かしい押ボタン式券売機を撮影しました。
 ここからは、循環バスで開運橋に戻って撮ると良いでしょう。
 午後便は、まず最初に旧岩手銀行前を通過。こちら向きに走ってくれると銀行の玄関が入ります。

 但し、対向車と歩行者がかぶる恐れがありますから、運が必要です。
 その後バスまたはJRで小岩井駅まで行き、駅前からタクシーを利用して小岩井農場周辺に。
 小岩井駅からここまでタクシーだと1500円ほどかかるようです。
 この森の先が小岩井農場まきば園です。路線パスの場合は小岩井農場バス停から少し歩きます。
 帰りの便は・・・
 牛がたくさんいたので、ここでずっと構えていたら、
 バスが来る頃には
 牛は移動して、いなくなってしまいました。

 奈良公園の鹿と同様に、ここでも運が必要です。

 とほほ。
 今回は車での訪問でしたが、往復とも平均燃費は32.4km/lと、なかなかの値でした。

 じつは15年ぶりに車を買い替えたのですが、新しい車は、燃費も装備もなかなか優秀で気に入っています。
 秋も出かけちゃおうかな!?


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