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ジェイ・バス小松工場 夏祭り2015

2015.7.24.

 今年のジェイ・バス夏祭りも盛大に行われました。仕事の都合で職場から小松に直行!
 会場でビールをいただくため、車で粟津駅に行ってパーク&ライドで切符を購入。無料で駐車させてもらい、会場には徒歩で向かいました。

 
 ・・・粟津駅から歩いて20分弱で小松工場に到着しました。
 観光バスのLED行灯を利用したのかもしれない??と思われる電光掲示板には「夏祭り」の表示が。

 受付でパンフレットをいたいていよいよ入場です。
 ・・・ステージでは既にイベントが始まっていました。
 むむっ、いつの間にか、(去年は来場者駐車場だったところに)巨大な工場が一棟増えました。

 ・・・外注部品の一部を内製化するのだそうです。
 そのままボンネットバスに行ってみました。既に綱引きは終わり、試乗会が始まっています。
 今年もボンネットバスは人気のようです。

と、ここで小松工場の部長さんにお目にかかったのですが、開口一番、「今年はおやゆびプリンセスは来ないんです。」と言われてしまいました。

 (バスファンの来場者を増やすため、)このHPのイベント情報コーナーに「今年もおやゆびプリンセスに会えるかな?」などと書いたことから、私自身がアイドル好きだと誤解されてしまったようです。失敗、失敗。(笑)
 この後・・・
 元工場長さんや部長さんと一緒にビールをいただいていたため写真がありません。

・・・ただひたすらビールをいただいて、バス談義に花を咲かせて過ごさせていただきました。なかでも注目すべきは納期のお話。・・・今、観光バスを発注しても納車は一年後になるとのことで、びっくりしてしまいました。バス会社にお勤めの皆様、来年発注予定の観光車は今のうちに発注しないと間に合わないようです。

 さらに、こちらで製作されたウィラーエクスプレスのスターファイターの話題も・・・。「あのバスで一番苦労したのは使用電力の問題です」って、確かにあのバスは電気を喰う装備がたくさんありますね。
 そんな貴重なお話をうかがわせていただきました。
 ・・・会場では引き続き演奏が行われています。
 その横ではポンチョのレトロ風バスが展示されていました。かなり暗いのですが、露出を補正して撮影しました。
 各地で循環バスとして重宝されているだけに、レトロバージョンも売れそうですね。

 私も地元で時々ポンチョの循環バスを利用していますが、大きなスーツケースを持っているときなど、小型バスながらもノンステップのポンチョはたいへん助かります。
 横には・・・あいかわらず、食べ物コーナーの長蛇の列が・・・。
 今年は納車待ちのバスの列が立ち入り禁止ゾーンのすぐ手前まで迫ってきており、間近で観察できました。
 納車前なので例年のようにモザイクをかけていますが、派手な色なので会社名がわかってしまいそう??
 でも、日本国民がみんな知っているこの会社のバスが一番手前に置いてあるっていうのは、もしかして「家族連れの皆さん、記念撮影はこのバスの前でどうぞ!」っていう、来場者へのさりげないサービスだったのかな??などと推測。

 事実、このバスの前で多くの人が携帯を向けていました。ジェイバスさんのもくろみ、大当たり!!
 と、そこに日本自動車博物館のボンネットバスが戻ってきました。
 ここは照明があるので撮影しやすいポイントです。
 試乗会はどの便も満席だったようです。
 これと並行して電気バスの試乗会もあり、こちらも成況だったようです。
 バスの撮影はここまでで、このあとはサンダーバードで京都に向かいます。

 明日は奈良交通ボンネットバスによる大仏鉄道ツアーがあるのです。
 短時間の訪問ながらも興味深いお話をたくさんうかがうことができました。お忙しい中ご案内いただきました皆様に御礼申し上げます。

 たいへんありがとうございました。
むむっ、ビールの飲みすぎで・・・
写真が少なく、尺が足りない!?(笑)
ということでオマケ。小松工場で発案・設計・製作された
スターファイターの乗車リポートをご覧ください。
(2014.9.乗車)
 そういえば、Willerにすごいバスが登場しましたね・・・。T部長さんにそう申し上げたら、「あのバス、私が設計したんです」って、そんなお話をうかがったのは2014年のジェイバス夏祭りのときでした。
 これはぜひ乗りにゆかねばと思い立ち、早速9月のツアーを予約したのでした。


・・・この日のツアーは、新宿のターミナルから浅草を経て船でお台場に行くコース。
 一人では恥ずかしくて行く勇気のなかった、「トイレ?行っトイレ!」の企画展(日本科学未来館)もついでに訪問です。

 さて、車内に入るとそのデザイン性の高さにびっくり。まるでアニメの世界を実物にしたような繊細さです。
 椅子や手すりのジョイスティック、壁面のデザインまで、事細かに手を抜くことなくしっかりデザインされて完成度が高いです。さすが、ジェイ・バスさん。
 座席の後ろにもLEDの照明があって雰囲気を盛り上げます。
 さらに天井のスクリーンに映し出される映像も次から次へと移り変わって、臨場感がすごいんです。
 法令上はバスを真っ暗にすることができないのだそうで、側窓の位置には三本ラインの明かり取りがありますが、そのおかげもあって車内の雰囲気は時々刻々変化してゆきます。
 窓の一部には液晶画面がはめられており、そこにも宇宙空間が広がります。
 座席前のスクリーンではジョイスティックを利用してクイズや敵の攻撃をしていきます。
 約1時間で浅草に到着。車内が明るくなりました。
 ここからはガイドさんの案内で水上バスの乗り場に。
 そこから船でお台場に向かいます。
 なかなかすごいデザインの船ですね。

 このあとは、友人と無料巡回バスを利用して日本科学未来館へ・・・。
 お目当てはこれ、トイレ?行っトイレ!です。排泄物をテーマにする展示は世界的にも珍しいのでは?

 夏休みは終わったのに、会場はものすごい人でチケットを購入するだけでも30分ほどかかってしまいました。

 しかし、この企画を見逃した方にも朗報があります。2015年夏は大阪で開催されるのです。興味のある方は、ぜひ!お出かけください。
 これは入場ゲート前の金のトイレ。
 入場ゲートはトイレの入口ふうです。あなたなら、どの扉を選びますか?
 中には様々な展示がありました。これは昔のトイレ。
 どこから持ってきたのでしょう??
 で・・・、ぜひ体験したかったのがこれ。うんちのかぶりものを被ってトイレに流され、排泄物の気分になるアトラクション。
 みんな、とぐろを巻いた??物体を被っていますね。


 ここでさらに30分も待ちました。こんなことに楽しみを見出せるとは、日本は平和で幸せな国ですね。
 巨大な便器の中の滑り台を降りると、流れているうんちと共に下水道処理場を経て海まで流されます。
 最後は便器の大合唱です。

 衛生設備関連の会社と下水道局が企画・運営した特別展でしたが、なかなか奇抜なものでした。
 特別展を見学し終わり、科学館の中を歩いてみました。大きな地球が浮かんでいますが、下には芝生を模した敷物があり、そこに寝転んで地球を見られるようになっています。
 他の国の人にとって「バス」とは、必要に迫られて利用する移動手段でしかありませんが、日本ではこのように余暇を過ごすためのレジャーの一つとしての利用が始まっています。
 
 これは社会や経済にゆとりがあるから生まれてきたものであり、日本に暮らすということはそれだけ幸せなことなのだと感じました。

 こんな素晴らしいバスを企画・設計・製作してくださったジェイ・バスさんと、毎日遅くまで頑張ったT部長さんに感謝です。
 ・・・バスはここから新宿に戻ってツアー終了です。

 どうも、このバスの特殊装備は期間限定のようで、いつでも普通の高速バス仕様に戻せる設計になっているとのこと。

 まだ体験していない方は無くなる前にぜひぜひ乗ってみてください。

(コースは変わりますが、ウィラーのHPから予約が可能です。)

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