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株式会社 技研製作所
アクトランド ボンネットバス博物館
 
2015.5.15.グランドオープン

 数多くのボンネットバスを所有する株式会社技研製作所。収蔵車はボンネットバスだけにとどまらず、クラシックカーもかなりの台数をお持ちです。
 アクトランドはそんなコレクションのなかから、ボンネットバス・トラックと一部のクラシックカーを公開しています。ここではアクトランドグランドオープンの様子をご紹介します。
 旅の始まりは、新潟空港から。いつものボンバルディアでの出発・・・ということは「新潟の方向幕を出しながらも原色を保つ阪急×西工のランプバスを撮影するチャンスです。

 ターミナルから飛行機までは徒歩移動なので、その間に立ち止まってカメラを出しても、徒歩経路上であれば怒られません。チャンスですっ。
 でも、経路を外れての撮影はできません。
 今日の機材はANAグループの中では珍しい緑色塗装機、エコを表現しているのですね。

 新潟発16:45、伊丹で乗り継いで高知には定刻より10分遅れて20:10に到着しました。

 高知空港からは空港バスが2社ありますが、発車時間にかかわらず利用するのは必ず
とさでん交通です。
 旧土佐電鉄にはボンネットバスがありましたから、ずいぶんお世話になりましたし、現在もアクトランドではそのOBの皆様がボンネットバスなどの整備・運行に携わってくださっていますから・・・。
 翌朝・・・

 路面電車で後免に向かいます。JRを利用しなかったのは、ホテルの位置がはりまや橋に近かったためです。
 しかし、その電車の中で発見!!これはアポロのスイッチではないですか!!
 こんなところにも利用されていたのですね。いまどきお金を出しても入手できませんから、たいへん貴重なものです。
 電車はいよいよごめん終点に近づきました。
 そこからは土佐くろしお鉄道に乗り換えます。

 その高架ホームからとさでん交通の終点を見ると、駅がとても近いことがわかります。
 列車は10分ほどで来ました。
 のいちで下車すると、徒歩5分でアクトランドに到着です。

 空港からも乗り合いタクシーで500円と近く、たいへん便利なところにあります。
 9:00、いよいよグランドオープンの記念式典が始まりました。

 いつも、「あれをやってはだめだ、これをやってはだめだ」といわれている子ども達に、「ここにきたら何でもやっていい」と言えるような空間にしたい!と、北村社長さんのたいへんすばらしいご挨拶の後、県知事さんや市長さんのご挨拶が続き、
 盛大にテープカット。それにしても、ものすごい人ですね。テープカットのところまでたどりつけないほどでした。
 身動きもままならないお客様の数に圧倒されてしまいます。
 くすだま割りも終わると、次は・・・
 餅まきです。
 ふっくらやわらかな丸餅が、たくさん振舞われました。
 では、いよいよ館内を見て回りましょう。ここは世界クラシックカー博物館。
 これは蝋人形の世界偉人館。
 こちらは龍馬歴史館。龍馬の歴史が部屋ごとの展示形式で並べられています。
 これは昔の工作機械群ですが、ベルト式でたいへん貴重です。今はそれぞれの機械にモーターが付いていますが、昔はこうしてベルトで動力を伝えていたのです。この方式だと、昔は高価だったモーターが1つで済む反面、他の人がベルトをかけて作業を始めると負荷が変わるので自分の機械の回転数が急に変わるんだとか・・・。往時の苦労がしのばれる機械群です。

 よく見つけられましたね。
 こちらは世界モデルカー博物館。レジン製の精巧なモデルが多く、たいへんお金がかかっています。
 これはお一人の社員さんのコレクションなのですが、言葉が出ないほど素晴らしいです。
 これだけで1億円くらいかかっていそうなほどすごいコレクションです。
 中央の広場はフリーゾーンで、無料で楽しめます。
 初日は鉄のゲージツ家のクマさんのサイン会も行われ、時間を延長しての大盛況ぶり。
 フリーゾーンにもノスタルジックカーや
 さまざまな展示物があり、
 ミゼットとマツダの三輪は出店となっています。
 さて、いよいよ本題のボンネットバス博物館に入ってみましょう。
 中には詳しい説明のほか、
 貴重なトヨタのトラックや日産の消防車なども並び、
 いすゞのTSDと日産のU690が展示されていました。
 日産は大見号。TSDは創造号となっています。
 なんと!壁面には私の撮影した写真がずらりと並んでいます。

 よく見ると私自身の写真まであるのですが、これは2014年に会津でこの展示ブース用に撮影したもの。
 ここだけの話ですが、顔写真でアップにすると恥ずかしいので、全身の小さい構図にしたのです。(笑)
北海道から、
 全国をブロックごとに分けての展示となっていますので、ぜひご覧ください。写真データは数多く差し上げたのですが、それをスタッフさんが厳選しデザイナーさんがレイアウト等を担当しています。
 さて、屋外の駐車場では個人様所有の旧土佐電鉄のTSDが・・・、
 祝マークを付けてオープンに華を添えます。
 そこに市内をPR運行で回っていたトヨタのボンネットバスが帰ってきました。
 その後、日産のバスも戻ってきましたが、タッチの差で3台並びは撮れませんでした。
 バスはアクトランドオープンの宣伝カーとして市内を回っています。
 専属のデザイナーさんが何人も居るので、こんなイラストは朝飯前のようです。
 すごいですね。
 昼食を終えるとボンネットバスはまたPRに出かけ行きました。
 つづいて日産の四万夢太号(しまむたごう)も出かけていきます。
 その夜は社員さんと飲んだ後、翌朝の飛行機で帰宅しました。

 これは高知空港の二階、出発口手前のPRコーナーです。
 技研のサイレントパイラーが模型つきで展示されていました。

 さすがに上場企業ですね。すごい実力です。
 そういえば先日は京都駅前の地下駐輪場や津波用の防潮堤建設に関して、日曜日ゴールデンタイムの夢大陸で大々的に放送されていましたね。
 これからの更なる飛躍が楽しみです。

 でも、分単位で行動が決まっている北村社長さん、お体にはお気を付けください。
 この度はグランドオープン、たいへんおめでとうございます。

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