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呉市のボンネットバス撮影記

(2008.2.10.)

 この朝は少し早起きをして0系新幹線に体験乗車。福山から三原まで乗りましたが、840円で体験できました。それにしても懐かしいデザインですね。

 我らが上越新幹線にも200系がたくさん残っていますが、ほとんどが体質改善工事を施されており、正面窓が3次元の曲面ガラス(円錐曲面)に変更されているんです。やはりこの顔つきには平面ガラスのほうが似合いますね。
 呉市内では日曜休日に「くれたん」という循環バスが走ります。それに併せて一日乗車券も平日より安くなり、大人一人400円。これはとてもお得でした。 ボンネットバスの走る範囲なら一般の路線バスも含め、全て乗れるのでとても便利。
 その乗車券を利用し、まずは営業所を訪ねました。車庫は昔と変わらず「鍋桟橋」バス停にあります。でも、普通のバスの顔ぶれは昔とはだいぶ変わりましたし、日曜日だというのにバスの台数が少ないような気もしました。そういえばいつの間にか「音戸ロッジ」もなくなってしまったのですね。以前はボンネットバスツアーでも立ち寄っていた場所だけに、寂しい限りです。
※この撮影旅行後、警固屋営業所は移転・統合されましたのでご注意ください。
 ボンネットは最近塗装をしなおしたそうで、ピカピカです。

 ちょっと車体が小さいためと、ボンネットの凹凸があるせいであまりよく洗えません。
 そこでドライバーさん、丁寧に手洗いを始めました。ボンネットバスを大切にしてくださっているんですね。
 後部も洗ってもらい、バスは完璧にきれいになりました。
 そうこうしているうち、西工のワンロマ車がやってきました。新潟では見かけないタイプなので珍しい!!タイプだという印象があります。

でも、湯布院に行ったときもこのタイプのバスがたくさんいたことを思い出します。
 観光車は全て出払っており、この1台が残されているだけでした。
それにしても美しい塗装ですね。
 そうこうしているうちにボンネットの出庫時間が迫ってきました。今後食事を取れそうにないので、早めに駅周辺に戻って食事をしましょう。

 私は後から気がついて「失敗した!!」と思ったのですが、一日乗車券の提示でおまけの一品が付く食堂、レストランがたくさんあるんです。利用してくださいね。
 バスは12時前後に「大和ミュージアム」バス停にやってきます。

 前回はお客さんがなくて運休となったそうですが、この日は満席。撮影派としては嬉しい限りです。

 発車は12:30分。いよいよバスツアーのスタートです。バスは大和ミュージアムから出て、「てつのくじら館」前を右折します。
 いきなりここが、この日の撮影のメインです。
バスは一路自衛隊の潜水艦基地を目指します。ここは有名な倉庫街、なんだか函館の町並みを思い出しますね。
 最初の見学先は「アレイからすこじま」です。潜水艦が間近に見られるところです。
 
 28mmレンズでも入りきらずに、バスのおしりが切れてしまいましたが、潜水艦とからめて撮影してみました。
 アレイからすこじま見学から約10秒ほどの走行で、バスは海上自衛隊に左折し、入ってゆきます。 ここでは皆さん下車して艦船の見学です。
 
 でも、昔と様子が違います。バスが桟橋まで行かないんです。以前は「Fバース」というところを見学したため、そばまで行ったのですが、現在の桟橋は浮き桟橋のため、そばまで近寄れないんだそうです。
 お天気も良くて、海がとてもきれいでした。

でも、自衛隊の船はどうでもいいーー。

バス、バス。。。(笑)

 
 艦船の見学は早々に切り上げ、次の撮影ポイントに先回り。早発の場合もあるので、自衛隊の見学はほどほどに。
 写真の建物は「戦艦大和」がつくられたドッグです。ツアーの皆様はここで下車し、記念碑のある公園を見学します。

 なお、日によってバスの経路が異なるため、撮影には注意が必要です。
 そこから眺めると巨大な船を建造している様子が見えました。

 この船、よく見ると写真の細かい一マス一マスがビル1階分に相当します。とても大きな船ですね。
 それからボンネットバスツアーは入船山記念館を見学しますので、その間に先回り。もう一回てつのくじら館前で待ち伏せして構えます。

 特に最初の出発時に一般車とボンネットバスが交錯してしまった(かぶった)人には、たいへん有効な2カット目です。「保険」です。

 ボンネットバスは大和ミュージアム前で降車扱いをした後、終点である「呉駅」を目指します。
 警固屋営業所は移転したため、バスは阿賀東営業所に戻ります。今日はおみやげににしき堂のチーズもみじでも買って帰ろうかな。あれ、結構いけるんですよね。

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