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ミャンマーの日本型車両
ミャンマーのレールバス
日本からの譲渡車両の現状(2015.8.)

 民主化と共に世界中から数多くの外国人観光客が押し寄せるミャンマー。
 日本からの輸入中古バスは激減して、中古バス撮影という観点からの面白みはなくなってしまいましたが、最近は日本からの中古鉄道車両・譲渡車両が多数導入され、鉄道ファンからは注目を浴びています。
 ここでは2015年8月現在の日本型車両・レールバス等をご紹介します。なお、中古鉄道車両は入れ替わりが激しく、ほどなく引退する車両も出てきますのでご注意ください。

 早朝6時・・・

 鉄道の撮影許可を取っているので、ガイドなしでヤンゴン中央駅近くに撮影に出かけました。

 宿泊したホテルは開業から2年のMKホテルです。新しい上にサービスも良く、さらに三陸鉄道の走る湾岸線の途中駅まで徒歩2分というのも大きな魅力でした。また次回の宿泊もここにします。
 やって来たのはJR東海のキハ11(RBE3011)です。今月新登場で、ヤンゴン環状線の運用に入っていました。
 このカーブを曲がりきったところがヤンゴン中央駅です。
 しばらくするとJR北海道のキハ48がやってきました。
 この間、ミャンマーの列車は数多く来たのですが、このコーナーでは省略しています。
 6:15分、いよいよお目当ての三陸鉄道がやってきました。ダイヤは最近の雑誌掲載時からさらに改正されているようです。走ればある程度追いかけられるので、少し頑張って何カットも撮りました。

 ただ、環状線から有料道路区間付近までついて行くとかなり疲れるので、500mくらいで切り上げてまたまた環状線に戻ります。
 むむっ、何か変な編成がやってきました。
 見ればキハ47と3セクのレールバスがトレーラーとなって、客車塗装で機関車に引かれています。
 しかも先頭の機関車は中国の雲南省から来たものです。すごい編成です。

 さらに調べてみると、トレーラー化されたものはRBE時代の数字を踏襲しており、このキハ47は503であることが判明!!
 えーっ、これは新潟のキハ17を淘汰するため、私が高校の時に新車として越後線などに投入された、新潟集中配置だった寒冷地仕様のキハ47です。

 こんなところで再会するとは・・・
 それにしても、でこぼこ編成ですね。最後尾のレールバスはライトも取っています。
 しばらくすると、その編成が機回しをしてやって来ました。
 こんな面白い編成が撮れるなんて、思っても見ませんでした。恐るべし!ですね。
 朝の散歩の後はホテルで食事をし、9:30にガイドと車が迎えに来ました。

 ビジネスアワーが始まる午前10時からはディーゼル機関区の見学です。昔はここにDD51やそのハーフサイズがいましたが、この日はいませんでした。

 しかし、北斗星色のDD51は別の工場で仕上がっているので、走り始めたらこの機関区の所属となりますから、訪問リストには含めたほうが無難です。
 現役の転車台があり、
 巨大な線形庫に感動!!

 でも、日本型はいないので50分の撮影で切りあげました。

 次はインセインの工場反対側にある検修庫に。

 ここではさまざまな日本型DCがたたずんでいました。

 これは以前、環状線で撮影したことのあるキハ181−47です。
 こちらは名鉄のレールバス。
 庫外にはキハ48−303。
 301と302はいつも手を組んでコンピュータ大学線で活躍していましたが、303が居るとは知りませんでした。
 その隣にはキハ11、さらに右奥はキハ181のグリーン塗装車です。
 その後、昼食のためインセイン駅構内の喫茶店に陣取ってカメラを準備しつつ昼食をとりながら目の前の線路を見張っていると、久留里線のキハ38編成が到着。
 前面までラッピングしていて印象が変わってしまいました。
 と、思ったら反対側は原色のままで方向幕のシールの下には黄色い久留里線の文字も残っていました。
 さらにほどなくキハ48編成が反対側からやってきて、ヤンゴン方向に行きます。

 同時に走っている日本型車両が多いので、時刻を知らなくてもいくらでも会えるのです。

 この後は徒歩で跨線橋を渡って、最後の訪問先インセイン鉄道工場を訪問します。

 インセイン鉄道工場に入ってみると、あらびっくり!!

 いすみ鉄道いすみ201(要人輸送用)や・・・
 三陸鉄道(内装も変更中)、
 井原鉄道が改造中でした。特に三陸鉄道は車内の大改造を受けていました。
 さらに、工場の奥では低屋根化改造を終えた北斗星色DD51が
 すぐにでも走れそうなSLの横にいました。

 その上、工場内ではさらに別のSLの修理もやっています。
 定期列車では走っていませんが、まだまだミャンマーのSLも安泰のようです。
 工場の見学を終えてインセイン駅の跨線橋を渡っていると、JR東海のキハ48編成が到着。

 停車時間が長いので発車まで待たずに、車で隣のジョーゴン駅に移動します。
 ここは結構遠くまで見渡せるので撮影には便利。さらに空港にも近いので、帰国日の最後の時間調整時にも使える撮影ポイントです。
 この列車はコンピュータ大学の夕方便です。
 さらに待っていると、さきほどのキハ38が・・・
 さっき出会ってから、時計回りで1周してきたのですね。
 その後ミャンマーオリジナル編成の列車を1本はさんで、キハ181が来ました。
 これはラッピングが中途半端ですが、側面はオレンジ色のサンキスト広告です。
 反対側は昨年までチャイトー行き観光列車だった緑編成です。今なら中間にはJR西塗装車も挟まれていて、さらにキロも含まれた編成なのでたいへん貴重でした。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 最初の写真からここまでが8/20日、一日だけでの撮影です。手馴れたガイドさん、ネイトンさんのガイド能力に感心です。
 翌朝・・・


 この日は少しゆっくり寝て
 朝6:20分からの撮影。
 三陸鉄道の出発を見送って環状線に行ってみると、
 今日はJR東海のキハ47が来ました。
 その後、昨日と同じパターンで
 でこぼこレールバス編成が通過して行きましたが、この日は折り返しに時間がかかっているようで、同じ時間には折り返してきませんでした。
 朝の散歩の後は徒歩4分のMKホテルで朝食・・・
 ここの朝食は毎日変わって、さらにおいしいんです。朝から三陸鉄道を追いかけて走り回ったので、ソフトドリンクもたくさんいただいてしまいました。


・・・その後は迎えに来た車でアウンミンガラーバスステーションで長距離高速バスを撮影して帰国しました。

 ミャンマーの旅行会社のご案内 
(車・日本語ガイド・国内線手配・ホテル手配等)
 日本の旅行会社を通じてガイドや車を依頼するととても高くなりますが、ミャンマーの会社に直接依頼すれば中間マージンがない分だけ安く旅行が出来ます。
 
 私がいままで10年以上使っている会社ですが、このHPでご案内していることからか鉄道撮影のお客様がとても増えました。

 鉄道がお好きな方向けとしてナムツ鉱山鉄道のSLチャーターツアーや、インセイン鉄道工場、ディーゼル機関区・RBEやレールバス見学等の許可取得も容易。特に最近は検修庫や工場の責任者と親しくなり、他社に比べるとかなり鉄道専門の色合いが強くなりました。

 マンダレーやネーピードー、シットウェーなど、地方に存在している特定ナンバーの日本型車両を撮影したい方のご要望にもスムーズに対応できますが、どこで何番が走っているか、工場では何が見られるかなど、日々変化する情報を得ることはできません。

 撮りたい特定車両がある場合にはその番号を調べておき、検修庫でガイドさんを通じて、そのナンバーは今どこに居ますか?と確認することは可能です。

 仕事が忙しく休暇日数の少ない方でも、この会社に依頼すれば片夜行のANAヤンゴン直行便利用により最低1泊3日(機内泊1泊で、早朝成田空港到着後にそのまま出勤も可能!!)で効率の良い鉄道・バス撮影ができます。

■最短弾丸(1泊3日)旅行モデルプラン
■一日目 成田 11:00 〜 ヤンゴン 15:40 (全日空直行便ですが、ヤンゴンまでの往復航空券は日本国内でご自身で購入してください。ミャンマーの国内線を利用する場合は、この会社に依頼します。)

 普通の人なら一日目はホテルに入っておしまいですが、ネイトンさんなら列車の撮影に慣れていますので、あらかじめガイドと車をお願いしておけば、近くの駅で環状線日本型DCやコンピュータ学校の下校便を撮影可能です。(但し、入国手続き、税関手続き、両替をスムーズに行わないと、時間がかかって下校便が行ってしまう場合もあります。)

 その後、ヤンゴン市内 MKホテルに宿泊 (近所に大阪王将やコンビニ2店あり。)

■二日目
 日の出と共に朝6時前から一人で散歩(撮影)。
 三陸鉄道が走る湾岸線の駅までは徒歩2分、そこから環状線の線路までさらに徒歩2分ほど。

 朝10:00からの鉄道施設ビジネスアワーに合わせて9:30にガイドと合流後、車でディーゼル機関区、DC検修庫、インセイン鉄道工場で日本型を撮影。
 昼食休憩は駅構内の喫茶店を利用し、絶えずカメラを出せるようにしておきます。
 昼食後は工場を見学し、その後はインセイン周辺の駅で環状線の撮影。(インセインの隣駅には市場の中を行く光景が見られる駅もあります。)
 近年渋滞が激しく、市内中心部から空港までは1時間半以上かかることもあります。工場見学後に中心部に戻ると大渋滞にハマって乗り遅れる可能性がありますので、市内には戻れません。インセインと空港はとても近いので、工場見学後は(渋滞ポイントを熟知している)ガイドとドライバーさんの意見に従ってジョーゴンまたはインセイン駅近辺で撮影し、18〜19時頃空港に行きます。
 ヤンゴン 21:45 〜成田 6:50 (機中泊)

■三日目
 到着後は成田空港のシャワールームで汚れを落とし、何事もなかったかのように正装してそのまま出社。
(スターアライアンスゴールドメンバーなら無料でANAアライバルラウンジでシャワーが利用できます。(大きな声ではいえませんが、)軽食もあります。)


                       
松浦鉄道のレールバス

ミャンマーの鉄道撮影に精通している旅行会社

会社名 ROYAL ARROW  (TRANSPORTATION SERVICES CO.LTD)

 取締役社長 ネイ トン ( NAY TUN ) 氏  (日本語・英語・ミャンマー語 可)
 

所在地 No 97 (B) 3rd Floor (Right) , Wardan St, Lanmadaw Township, Yangon, MYANMAR

■e-mailアドレス 
naytun97 と @gmail.com をつなげて送信してください。

 (ウィルスロボット対策のため分けて表示してあります。)

■携帯電話 (日本からかける場合) 010−959−5009538 


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