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ミャンマーの歩き方 2017&絶滅危惧種

 ミャンマーのバス、鉄道車両はめまぐるしく変化しています。ここでは、2016年末〜2017年初めにかけての動きをご紹介します。

<ミャンマー旅行に関するご案内>

■ヤンゴン市内のホテル
 需要と供給のバランスが崩れて取りづらかったホテルは、新築ラッシュが続いて供給過多になってきました。いままではお正月休みにホテルが全く取れなかったり、古いホテルが1泊100ドル以上したりしたのですが、ホテルは直前でも取れるようになりました。価格も以前よりは高いですが、落ち着いています。旅行会社を通じて予約するとさらに安くなる場合があります。

■ビザ取得
 ビザはネットで申請できるeビザが便利です。手数料は郵送に比べると2500円ほど高いのですが、パスポートを送る手間も不要で、申請の翌日には取得できます。

■ミャンマーまでの国際線
 日本からは全日空便が有利です。復路便が夜行なので、最終日にゆっくりと日没まで撮影できるメリットがあります。価格は、早めに買えば安くなります。日本の休暇時期の直前に買うと、軽く10万円を超えます。
 なお、そういった時期には韓国や中国の航空会社を使い、ソウルや北京、成都経由にすると安くなります。

■撮影許可
 民主化により、鉄道の駅撮りの撮影許可は不要になりました。

■見学許可
 近年、インセインなどの鉄道工場、機関区などは旅行会社を通じて申請すれば見学が可能でしたが、昨年より外国人の見学は許可が出なくなりました。但し例外があり、日本の鉄道会社に勤務して気動車に詳しい方は許可が出るそうです。

 ヤンゴン市内のバスは運営主体の変更とともに路線が再編され、大きく変わりました。

 日本の中古路線バスはもう増えません。
 また、中古乗用車は輸入可能な年式規制が強化されました。これからは新車か多く走る時代になります。
 観光バスの輸入は僅からながら続いています。
 ただし、高速バスや都市間特急バスには使用されず、貸切用に使用されています。

 写真のバスはナンバーが青いですが、これは外国人用貸切ナンバーです。(ヤンゴン空港にて)
 観光車の撮影は、シュエダゴンパゴダやバガンなどの観光地がおすすめです。

 赤ナンバーは営業用です。
 このバスは輸入から3カ月とのこと。入ったばかりです。
 ヤンゴン市内の日野BM路線バスは17年1月に、ほとんど淘汰されました。

 まだ郊外の一部路線だけ残っているとのことですので、最後のチャンスです。
日野のBMに代わって、中国や韓国のミニバスと日本のマイクロバスが活躍の場を広げています。
 これは、、、鹿児島の送迎バス、、、だったようです。
 以前、消防車は撮影禁止でしたが、民主化で撮影可能となりました。
 今なら、日野、トヨタ、いすゞなどのボンネット型が撮影可能です。
    メィッティーラの湖で給水する、いすゞTX消防車。

 日本のボンネットバスにもよくあるフロントスタイルが魅力的!!
 古いトラックはほとんど淘汰されました・・・。
 5年前なら1日100台はすれ違った日野のボンネットトラックも、いまや出会うのは1日数台になってきました。
 しかし、希望を捨てずに探せば、このようなトラックも僅かながら現存しています。
 日野ボンネットの長距離トラックも過去のものとなりました。
ふそうの大型トラクターです。この顔つきも懐かしいですね。
 カーヤターと呼ばれる日野のトラックを改造したカートレインはほとんどが日本の3セクDCと置き換えられ、残るは一カ所のみだそうです。
 これはバゴー機関区、最晩年のカートレインです。もう、このような景色は見られなくなりました。

(柵の外からの撮影。)
 トレーラー化されたDCは、工場に入って見られなくなりました。
   環状線はキハ40、11、38などが活躍しています。
  ヤンゴン環状線に残る客車列車。
 初期に投入された、キハ52も数が減ってきました。
 現在は、パコック〜ネーピードとシットウェーを起点とする地区で走っているだけだそうです。
 JRのキハが増えたことにより、3セクのレールバスが地方に転出し、味わいのあるカートレインを淘汰しました。

 コンピュータ大学線で活躍した松浦鉄道や三陸鉄道などは過去の物語となり、ヤンゴン地区はJR型だけになりました。
 注目の181系はもう走りません。チャーターもできないそうです。
 車庫の見学もできないので、全く撮影できません。
 電化された湾岸線は運行停止中です。
 公道から望遠レンズで撮影可能です。
〜ヤンゴン空港のリニューアル〜

 ヤンゴン空港は新しいターミナルが二つ完成し、ターミナル1〜3までになりました。

 国内線ターミナルは、長らく臨時使用していた貴賓ターミナルから、新ターミナルに移りました。
 国際線は二つのターミナルに分かれているので、搭乗の際は確認が必要です。
 ヤンゴン国内線ターミナルは新しくなりましたが、使用する機材はほとんどがATRなので、従来どおり地上からの搭乗となります。

 そのため、中古を利用したランプバスは現役です。
 これは珍しい日野の最終型のランプバスです。
絶滅危惧種は・・・(あくまでも予想です)

  ■ダッジ製 戦前のバス

 イギリス植民地時代から生き延びているダッジのクラシックバス。

 今は路線バスとしての使命を終え、スクラップ化を免れたごく一部が自家用や観光用で残っています。

 ヤンゴン市内で見つけるのは不可能に近いですが、バガンに行くと、朝の気球ツアーの乗客回収バスとして日野BMとともに元気に走り回っています。
  ■マツダ ライトバスC型

 日本での残存数はごく僅かですが、ミャンマーにはたくさん走っていました。しかし、近年では廃車も進んであまり見かけなくなりました。

 写真はスーレーパゴダ前で偶然キャッチしたもの。
■日野BM

 同様に、イギリス製の戦前のバスの路線を引き継いだ日野BMも、ヤンゴン市内ではほとんど見られません。
ヤンゴン市内の日野BM路線バスは17年1月に、ほとんど淘汰されましたが、一部路線だけ残っているとのことですし、自家用に下ろされたものもありそうなので、狙いたいところ。

 写真はカーテンも付いている観光バス仕様で、新潟交通の観光バスに似た塗装が素敵です。
■キハ181系

 既に運用から外れたキハ181系は続々と到着するキハ40系に取って代わられ、ところてん式に廃車になるかも。
■ キハ52・58

 同様に初期に投入されたキハ52と58は2エンジンでパワーがあったことから活躍を続けていましたが、もうそろそろかと思われます。
 特にキハ58は全車が戦線離脱しているようです。
■若番のRBE

 休車中だったものも、工場に入場して復活しているそうですが、早めに撮影しておいたほうがいいです。

 現在、コンピュータ大学線もJR型になっているそうで、バゴー地区のカートレインに代わって活躍しているのはJR北海道のキハ48−301と302でした。


 ミャンマー最大の都市・ヤンゴン周辺では、事業用のものを除くと存在せず、マダウ支線など遠方に行かないと見られないそうです。
 特にこれから訪問される方に、ぜひ押さえていただきたいのがこれ・・・

 独自のスタイルで、すぐに「名鉄」だとわかるRBE2500代のレールバスです。

 2017年1月はマダウ支線のカートレインに代わってこのRBE2504が走っていたそうです。

(写真は、まだ許可がもらえた時代にインセインの車庫(検修庫)で撮影。)
 ミャンマーの旅行会社のご案内 
(車・日本語ガイド・国内線手配・ホテル手配等)
 日本の旅行会社を通じてガイドや車を依頼するととても高くなりますが、ミャンマーの会社に直接依頼すれば中間マージンがないので、たいへん安く旅行が出来ます。
 
 私がいままで15年以上使っている会社ですが、このHPでご案内していることからか鉄道撮影のお客様がとても増えました。

 

ミャンマーの鉄道撮影に精通している旅行会社

会社名 ROYAL ARROW  (TRANSPORTATION SERVICES CO.LTD)

 取締役社長 ネイ トン ( NAY TUN ) 氏  (日本語・英語・ミャンマー語 可)
 

所在地 No 97 (B) 3rd Floor (Right) , Wardan St, Lanmadaw Township, Yangon, MYANMAR

■e-mailアドレス 
naytun97 と @gmail.com をつなげて送信してください。

 (ウィルスロボット対策のため分けて表示してあります。)

■携帯電話 (日本からかける場合) 010−959−5009538 

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