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ミャンマーのDD51と蒸機

 インセインの工場で低屋根改造中のDD51823です。
 かなり工事が進んでいました。
 チャイティーヨパゴダに参拝に行く途中、大地を走っていたら平行してSLの煙が見えました。

 車の方が早いので、近くの駅に先回りして待っていたら、SL列車の前に偶然やってきたのがDD51797でした。
 低屋根改造してありますが、
 JRと日立の銘板はそのままです。
 珍しい、ハーフサイズのDD51の現役時代の姿。
 こちらはDD1101。。。
 で、こちらはDD1102。
 この2台、元は一台の同じ機関車でしたが、ミャンマーで2分割されたもの。。。
 その1101と、1102が偶然にも機関区ですれ違いました。。。一瞬の出来事でした。
 北斗星色のDD51です。
 低屋根化も終了した状態で保管されていました。
 これからの活躍が楽しみです。
 その隣には、バガンで観光用に使われた972が、その奥には名鉄のレールバスがいました。

ミャンマーのSL

 タンビュザヤのC56です。2000年にはグリーン塗装でした。
 周囲の木も小さく、隣には博物館が建っていました。
 その後、木が大きくなって博物館は無くなったといわれていましたが、博物館は最近また建設されたようです。
   これは日本兵と痩せた労働者の像です。

 この当時、この線路の先は本線につながるようにレールが残されている個所があり、もしかしたらこの線路の位置が泰緬鉄道の旧路線跡なのかもしれません。
 が、もしかしたら、大きなクレーンがなかったのでこのSLの搬入用に本線からここまで臨時にレールを敷いたのかもしれません。
 YD446です。

 モプリン機関区の所属で、構内に廃車体として置かれていました。
 バゴー機関区のYC533です。
 ニャンレビン駅に停車するYC536です。
 ミャンマーでも最後まで残る路線として有名だったマダウ線の列車で、普段なら左側の1番線に入るのですが、雨季の大雨でダイヤが乱れたのか、中線に停まっていました。
 私の旅はバスとクラシックカーを撮影する旅でしたので、これはわざわざ訪問したのではなく、ヤンゴンから車でマンダレーまで行く途中に撮影したものです。
 モウラミャイン機関区の保存機、YC548です。

 今は立派な橋でつながっているモッタマとモウラミャインの間も、昔は青函連絡船のように船で渡る方式でした。当時、線路が川の土手までせり出していた姿が印象的でした。
 モプリン機関区で撮影したYC626です。

 モウラミャインのボンネットトラック型車両を撮りに行く途中で機関区に立ち寄ったものです。
 テンダー上部にMPLN(モプリン所属)と記されています。
 バゴー機関区のYC629です。モウラミャインやマンダレーに行く途中には、よくバゴーに立ち寄っていました。

 ミャンマーのSLは一両一両、デコり方が異なるのですが、このカマは正面にもナンバーが書いてあってわかりやすかったです。
 タンク機のST772です。インセインの工場でチャーター運転用に整備されているところです。
 丁寧にナンバーの切り抜き文字も取り付けられました。
 モプリンのST778です。
 各機関区では、このようにモニュメントのようにきれいにした一台を飾っていました。
 インセインのGC837です。ガーラット型の巨大な機関車で、後方にもテンダーが付いています。
 
 この機関車を復活させら、世界中からお客さんが集まりそう??
 YD964です。ピカピカですが、保存機ではなく現役です。
 これは砕石運搬用の臨時列車で、牽引はYD964号機。モッタマの手前に砕石場があり、そこからバラストを運んでいます。
 
 機関車次位の有蓋車がキャンピングカーとなっており、ハンモック式のベッドや炊事道具一式などが装備されています。急行列車なら1日で行けるこのコースも砕石列車では機関区を出発してから戻ってくるまでに1週間ほどかかるそうで、その間このキャンピングカーで寝泊りするとのことでした。
 バガンで復活運行を始めた年のYD967号機です。専用の客車と、折返し運転用の水を積んだタンク車を牽いて運行されていました。
 ピンマナでさとうきび列車を牽くYD972号機です。

 車でマンダレーまでの途中でピンマナの駅に寄ると、午後5時にSLが入ってくると言われ、それまでしばらく待っていた記憶があります。きれいにペイントされた車体はとても印象に残り、鉄道マンのみなさんがSLをとても大切にしていることを感じました。

 このさとうきび列車はミャンマーの収穫期である12月〜1月頃のみの運行でした。
 これはモッタマ方面で撮影した同機。モプリンの所属だったのですね。
 バゴー機関区のYD973号機です。このときにはバスのついでに撮っていただけだったので何も感じませんでしたが、今になってみるとミャンマーのSLはいずれも手入れが行き届いていました。
 中国のナローSLと比べると、とてもきれいで大切にされている感じがします。

 バガンのSL運行は終了してしまったようですが、またどこかで復活してくれることを祈っています。


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