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奈良交通ボンネットバスシーカくん号で巡る西の京

2013.6.8.

 いよいよ待ちに待った奈良交通のボンネットバスの運行が始まりました。ずっと保存されていた同社のボンネットバスですが、最近は活躍の場がなく、車庫の中で休んでいました。
 そんなバスが同社創立70周年記念で運行を開始したのです。撮影に出かけた日は満席の盛況ぶりでうれしいかぎり。唐招提寺の鑑真坐像特別公開とあわせての訪問です。

 旅の始まりは、もうすぐなくなる「北越」です。485系自体が珍しいうえに、北陸新幹線の開業で列車自体が消滅してしまうと考えられます。
 撮影の朝はボンネットバス発車の30分前に出る定期観光バスからです。1988年式のブルーリボンです。もうすぐ廃車となるとか。たしかにこの手のバスは見かけなくなりましたね。
 JR奈良駅脇の駐車場にはたくさんの待機車が。3扉のメトロ窓って、珍しいですね。
 シーカくん号は車庫からやってきて、その中におさまりました。
 いよいよ時間です。待機場から駅前に移動します。
 駅前での乗り場は8番でした。
 9:30定刻に出発です。
 バスは旧奈良駅舎をバックに出発していきます。
 つづいて近鉄奈良駅でも客扱い。すぐに折り返して、坂を下ってきます。
 今日は満席のお客さんでうれしい限り。
 バスのコースは薬師寺ですが、われわれは唐招提寺に向かいました。
 ここでは、年に一度鑑真和上坐像の公開があるのですが、特に今年だけ1250周年記念ということで、その公開期間が延長され、この週末は坐像を拝観することができたのです。
 土曜の午前とあって、まだお客さんの数は少なかったので、バスの撮影には支障のない時間だけで済みました。
 梅雨だというのにお天気が良く、花もきれいでした。
 さて、ボンネットバスはいよいよ薬師寺からやってきました。
 今回は唐招提寺手前の橋で撮影です。
 バスは客扱いの後、未舗装側の駐車場に入りました。
 順光でバックも良く、とても良い場所でした。
 この日は特別拝観もあったので少し遅れ気味でしたが、乗客の中には午後の定期観光に乗車される方もいらっしゃるので、定刻から少し遅れただけで出発です。
 最後はお決まりのアングルですが、朱雀門と撮ってみました。ここで撮らずに、奈良公園で鹿と共に撮ることも可能だそうですので、次回はそちらも狙ってみたいですね。
 なかなか堂々として立派な門です。今後、この奥にはどのように建物が復元されていくのか楽しみなところです。

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