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奈良交通ボンネットバスシーカくん号で巡る西の京
2014 春の運行

2014.3.

 今回は金曜日の夜に近鉄奈良駅近くの男女混合ドミトリーの宿に宿泊です。ただ、私の部屋は個室で1泊3300円。結構お得でした。

 さて、土曜日の撮影は県庁前からスタート。朝はあいにくの曇りでした。
 続いて路線バスに乗って、薬師寺の駐車場へ。
 ここでは椿の花が咲いていました。しかし、よく見ると咲いていたのは一部で、あとは飾り物であることが判明。

 撮影用にあらかじめ用意してあったとは・・・準備がいいですね。
 さらに路線バスで先回りをして、定番の唐招提寺手前の橋で撮影です。
 唐招提寺訪問時にはいつも我々が休憩に使う売店にはせんとくんが。
 その後、路線バスで先回りをして、おなじみの奈良公園です。今回もみんなで努力して鹿を集めてきました。
 やはり、大数人で行って餌で釣るのが一番なようです。しかし、ちと多すぎたかな??

 この日発見したのは、餌がなくてもスーパーの復路をくしゃくしゃにすると遠くからでも多くの鹿が寄ってくるということ。
 でも、何も無いとわかると離れていくので、本物のおせんべいも必要です。
 撮影終了後は少し休んで、16:30からお水取りに出かけました。大仏殿を横目に二月堂を目指します。
 本日は内部からの撮影を狙います。まだ開始2時間前なのに、下には大勢の人が集まっています。
 残念ながら夕焼けは見られませんでした・・・。
 ・・・
 やることもなくずっと立ちっぱなしのまま時間が過ぎて、ようやく開始50分前です。
 下には身動きが取れないほどの人が集まりました。
 お水取りの写真としてよく見る写真は下から撮ったものですが、迫力を出すためには上からがベストです。
 上も下も、三脚、一脚、ストロボ等全て禁止ですが、上からだと臨場感は出せると考えました。
 さらに暗くなり、下から松明が上がってきました。
 松明は右端で回転させた後、左端まで進みます。
 火の粉が飛んで、なかなかの迫力。
 粒子が荒れない程度に、ISOは3200にしました。
 松明は10本ですが、人によって回し方や走る速さが違います。画角も違ってきます。
 宗教行事なので、崇拝の念を持ってみることが必要ですが、その迫力に圧倒されます。
 写真としては、
 そこそこ迫力が出たので満足でした。
 そうそう、そういえば、お堂に到着してすぐ、しっかりとお参りを済ませたことも書き添えておきます。
 実は、松明が上がってくる15分ほど前には消防用の水が回廊に撒かれましたが、
 その水は、柱の下までしみこませていました。
 こんなに火の粉が飛ぶのですから、
 欄干や床の隙間にも火の粉が入り込んでしまうのも当然ですね。
 撮影している私にも容赦なく火の粉が降りかかってきました。
 しかし、この灰をかぶることにご利益があるとされ、燃えかすもお守りとしてご利益があるとか。
 お堂の脇の休憩所にはお持ち帰りようの燃えかすも置いてありました。
 こんなに火の粉をかぶって大丈夫かな??などと不安になりながらもお水取りを拝観させていただきました。


 松明が終わっても、お堂の中ではお経が続き、熱心な檀家さんがお参りをしておられます。
 日頃から忙しい生活をしていると、宗教のことは忘れがちになりますが、ミャンマーの人のように仏教を大切にすることも大切だなと感じた夜でした。
 翌朝(日曜日)・・・
 まずは法隆寺行きの旧塗装車から撮影です。
 午前9時・・・
 車庫からシーカくん号がやってきました。
 今日は満席と聞いています。
 定刻の出発まで、駅の横で待機です。
 その間に循環バスで先回り。
 近鉄奈良の出発を撮影です。
 復路は冬の色合いの山をバックに・・・。
 このバスは2年目の車検を取ったので、来年の春まで走れるのですが、
 3月14日のお水取り終了とともに運行を終了します。
 4月からの運行も期待していたのですが、今のところは未定のようです。
 撮影後は一日乗車券を活用して西ノ京駅に移動。そこから徒歩で薬師寺駐車場を目指します。
 これはその途中の踏切で撮影したもの。
 さらに撮影して、最後はまたまた鹿寄せです。対向車が多くて少し失敗しました。
 ずっと前のイベントで会場の外からしか見られなかったお水取りをお堂の中から見ることができた、実りある旅行でしたが、奈良は新潟とは違って花粉がたくさん飛んでおり、くしゃみばかりしていた旅でした。

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