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佐倉草ぶえの丘 ボンネットバス

 佐倉市には市民の憩いの場となるような公園がたくさんありますが、今回のイベントはその一つ、佐倉草ぶえの丘からふるさと公園を経て印旛沼を一周するルートで運行されました。
 佐倉自体、成田空港に行く途中で毎回通るので良く知っている町でしたし、オランダの風車がある公園も京成の車窓からいつも眺めていました。 しかし、この街で途中下車する理由もなく、いままでは素通りでした。はじめて降り立つ京成佐倉に期待で胸が膨らみます。
 佐倉の魅力とは如何に?

 京成佐倉駅前の観光案内所でレンタサイクル(1日500円)を借り、まずは草ぶえの里に向かいました。そこで走行ルートの確認をして撮影ポイントに先回り・・・。
 バスは収穫目前の田んぼの中を走り、ふるさと広場を目指します。
 ふるさと広場はコスモスが満開でした。
 公園の端にはオランダの風車もあります。
 ここは京成線から良く見えるので、以前から気になるポイントでしたが、まさかここにボンネットバスが来るとは考えてもみませんでした。
 連休とあって人出が多く、みなさんボンネットバスの前で記念撮影をされるので、なかなかバスだけの撮影ができません。

 じっと待つこと5分、ようやく人が入らない瞬間がやってきました。
 今日の運行は4回ですが、ここの撮影の後は新宿で開催されている写真展に回るため、3回目までの撮影予定です。
 お天気も上々で、観光にはもってこいの行楽日和になりました。
 ここを出るとボンネットバスは印旛沼を1周して草ぶえの丘に戻ります。

 バスが再び来るまで1時間ほどありますが、ここは追いかけずにここでのんびりすることにしました。
 コスモス畑は無料で、花の間に通路があって中に入れます。また、別の区画ではコスモス摘み(500円)までやっていました。
 いつもはバスの撮影で大忙しですが、たまにのんびりするのも良いものです。

 バスとは全く関係の無いこんな写真を撮影していると・・・
 足に花粉をいっぱいつけたミツバチがいたりして・・・
 のんびり・・・
 過ごすことができました。
 なかには愛犬をベビーカーに乗せて写真を楽しむ人までいて、時間がゆっくり流れているようです。
 最後は風車に上ってみましょう。

 京成線から見る限りこの風車は本物っぽい感じがしていましたが、今日はその真贋を判定できます!
 ・・・その昔、同時テロの直後にJALのキャンペーンがあって、3万マイルでオランダとスペインに行ったことがあり、その時オランダで見た風車とまったく変わらないので本物ではないかと感じていたのです。
 中に入って説明文を読むと・・・

わかりました!現地(オランダ)で製作してここで組み立てられたものなのですね。

 やはり本物です。
 2回目の運行はなんと3台でやってきました。
 国鉄色のTSDに加え、
 元、山形交通&白布温泉中屋さんのTSDと
 元、備北バスのU690です。
 豪華な顔ぶれが揃いました。
 その3台がコスモス畑の横に入ります。う〜む、これが本日最大のサプライズだったのですね。3台も撮影できて大満足です。
 ここでも記念撮影の波が絶えず、バスだけを撮影するのはたいへん苦労しました。
 コスモスの見学が終わると、ボンネットバスは人々の注目の中を出発してゆきます。
 3台も来ると圧巻で、
 さらに撮影効率も上がります。
 この日は大サービスでした。
 お昼休み・・・

 しばらく時間があるので、草ぶえの丘の園内を回ってみました。この施設はいったい何なのでしょう??
 入口前にはボンネットバスの案内看板があり、
 その脇ではなんと!トラクターが展示されています。

 いろいろなイベントに行きますが、トラクターがそのパンフレットと共に展示されているのは初めて見ました。

 でも、バスと同様に人気がありますね。
 その前では稲からもみを取る、脱穀体験があり、
 昔の唐箕まで用意されています。

 極めてまじめな農業体験のイベントを目の当たりにし、これは「佐倉市立総合博物館主催農業体験イベント」か?とも思ってしまうほどです。。。
 農業他見の反対側には食品関係のテントが並び、こちらも大盛況!!
 奥に入ると、ひよことうさぎのふれあい体験コーナー
 わぁ、かわいいですね。ひよこはこのHPでも初登場です。 

いつもミャンマーや中国ばかり行っている私は、条件反射的に鶏を避ける傾向があります。なぜかというと、鳥インフルエンザを日本に持ち込むと、とんでもないことになるからです。

 日本では気にする必要が無いのですが、海外では、@地雷を踏まないように舗装していない、土の上は歩かない Aワニに襲われないように水辺は避ける B鳥インフルエンザを警戒して鶏やアヒル、ガチョウのそばに行かない C石をひっくり返すとサソリがいる可能性があるので注意する など、気をつけることがたくさんあります。
 その横にはウサギもいましたが、こちらもかわいいですね。

 ウサギはたまに中国の市場でも見かけます。

 中国ではペットではなく、食用として流通しているのです。
 園内はかなりの広さがあり、さまざまエリアがあります。
 こちらは焼き芋の体験コーナー
 ・・・本格的ですね。
 こちらはヤギ舎
 ひなたぼっこのようです。
 こちらはミニ鉄道と宿泊用のコテージ。
 他にも乗馬体験や
 再生古民家
 バーベキュー広場と、その奥には保存されている電車まであり、いろいろな楽しみ方ができる施設であることがわかりました。

 小さいお子様のいらっしゃるご家庭など、休日にTDLに行けば数万円の出費となりますが、ここだったら入園料は大人一人290円と、格安です。市民や県民の皆様にはたいへんありがたくて嬉しい施設であることがわかりました。
 さて、ボンネットバスは相変わらずの人気で、
 人をいれずに撮るのは苦労しました。
 いよいよ、午後の運行の始まりです。
 スペシャル登場の2台は車庫に向かい、またまた国鉄色TSDだけでの運行となりました。

 バスは4便全が満席という盛況ぶりで、来年もぜひ運行していただきたいな!という強い希望を持ちながら佐倉を後にしました。

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