TOP > MENU > 佐原のボンネットバス

佐原のボンネットバス

 佐原には古い町並みが残っており、町並み交流館をターミナルとしてボンネットバスが運行されていました。ここではその様子をご案内します。
 東京駅から高速バスで約2時間。
 降り立った佐原の町は・・・
 まるで映画のセットのようでした。
 どことなく懐かしいような・・・、
 アニメに出てきそうな古い雰囲気が何とも言えず、
 町なかだというのに・・・
 こんな石材まで存在して
 運河沿いの町並みもどことなく江戸時代のようでした。
 本日のお泊りはここ、木の下旅館。
 とても古い和風旅館で、
 昭和というより、もっと古い時代のようです。
 手榴弾消火器なるものも実在し、
 中身も入っていました。
 日本一軽便なるって・・・あまり使わない言い回しですね。
 翌朝は宿の中を撮影。
 泊まっているのはボンネットバスのドライバーさんと私だけですから
 気軽に撮影できました。
 窓の外には運河が。
 きっと、昔は船運で栄えたのでしょうね。
 さて、いよいよバスの撮影開始です。最初に下見を兼ねて試運転。
 ここは最初の訪問地、香取神宮です。
 が、バスは早速囲まれてしまいました。
 その後下の駐車場に降りて、参道の入口へ。
 駐車場の端には菜の花が咲いていました。
 つづいて二つ目の訪問先は観福寺。ここには伊能忠敬のお墓がありました。
 さらにバスは鳥居をくぐって、
もう一カ所のお寺を車窓から見学して、
 ふたたび古い町並みを通り
 町並み交流館に戻ります。
 交流間の中には雛人形も飾られて華やかな雰囲気です。
 いよいよ1便がスタート。16名のお客さんでほぼ満席でした。
 学のない私は、神社はどこも一緒だろうなどと考えていましたが、由来や立て方などによって格式が異なるそうです。
 確かに、菊のご紋が付いているので格式が高そうです。
 中に入ると巫女さんがお祭りの準備をしていました。
 神社は前だけではなく、真裏にもお賽銭箱があって拝めるようになっていました。

 じつは、裏から拝んだほうが神様までの距離が近いそうです。そんなこと、考えても見ませんでしたのでたいへん勉強になりました。

 ボランティアの案内人の皆様、たいへんありがとうございました。
 バスは香取神宮を後にして
町並み交流館をパスし、さきほどの二つの寺院を回りました。
 最後は酒蔵に寄るので途中下車。
 そのまま古い町並みでカメラを構えました。
 昼食は桶松食堂のカツ丼です!
 バスの中でおいしいと紹介されていましたので、町並み交流館からは少し離れていますが、頑張って歩きました。

 とてもおいしかったです。
 昼食後は、街なかを歩きながら
 商店街を撮影しました。
 いまどき珍しい、ブリキのじょうろ!!
 なんだか
 時代を遡ったような町ですね。
 運河にはお決まりの観光船もありましたが、
 結構お客さんが多くて、はやっていました。
 時折、JRバスもやってきて、
 ボンネットバスとすれ違います。
 バスが来ない間は町並みを見学・撮影です。
 江戸東京たてもの園にありがちなビル!?
 それが現役というところが素晴らしいですね。
 写真を並べると気が付きにくいですが、これは交流館にあった建築模型。
 これも・・・町並み交流館の中の建築模型です。とてもよくできていますね。
 そうこうしているうち、2便目のバスが町並みを通過して行きます。
 レンガ造りの交流館は元銀行の建物だそうで、いまは観光の拠点となっています。
 またバスが来るまで観光し、
 こんなディスプレイも見つけました。
 2便目の復路は運河の上で撮影し
 いよいよ3時の最終便です。
 枚便10名以上の乗車があり、ボンネットの運行はすっかり定着しています。

 じつはこの最終便が出た後も、香取神宮に行くバスはありますか?と窓口でたずねている人たちがいたところからもこのバスの人気のほどが伺えます。
 最終便は先ほど見つけた建物の前で撮影し、
バスを見送った後は、
 木の下旅館の前を通って
・・・
 佐原駅へ。

そこから普通列車で成田空港へ行き、(食費を節約して)ANAのラウンジのおにぎりとサンドイッチで夕食。。。
 成田からはANAで伊丹に飛んでそこから奈良交通のリムジンバスで新大宮駅前の旅館にたどり着きました。

 明日はいよいよ奈良交通の貸切ツアーです。

TOP > MENU > 佐原のボンネットバス

inserted by FC2 system