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有志による                            2007.3.11.
ありがとう〜さようなら 弁慶号ツアー

 翌3月11日は有志によるツアーが行われました。一般募集は行われず、顔見知りだけが声をかけられたというツアーで、私も幸運にもお誘いいただいたものです。
 もともとこちらのツアーが先に決定されていて、後から岩手県交通主催のツアーが企画されたため、正式なさようならツアーが日曜ではなく、土曜日開催ということになったのです。
 この日は走行シーンの撮影が中心でしたが、時折雪の舞う天候の中で弁慶号ゆかりの一関・平泉を回りました。
 一関営業所を出た弁慶号は厳美渓へ。そこでのひとコマです。
 続いて訪れたのが達谷窟。ここはもともと本数が少ないながらも岩手県交通の路線バスが走っており、その後東磐交通が路線を引き継いでいました。しかし今回訪れたらバス停そのものがなくなっており、一抹の寂しさを感じてしまいました。桜の季節にはまだ早く、モノトーンの世界が広がっていました。
 ここのしだれ桜はとても立派で、毎年楽しみにしていました。年によって開花日も異なるので、遠方でもあり撮影にはとても苦労しました。
 秋の紅葉も素晴らしく、徹夜で運転して撮影に訪れた際には、弁慶号の運用の合間に道路を挟んで反対側にある駐車場の東屋で昼寝をするのも年中行事のひとつになっていました。
 その後、昼食をはさんでバスは中尊寺駐車場に。なつかしの終点です。観光にはまだ早い時期なのに、各地の観光バスが停まっていました。
 続いてバスは一関市の郊外へ。雪も本格的になり私としては初めての「雪中走行シーン」となりました。
 さようなら弁慶号のマークも取り付けられました。
 じつは、10日と11日のツアー用に旗も取り付けてもらったんです。昔は取り付けられていたんですよね。今回のツアーでは、それを忠実に再現してみました。
 最後も一関市郊外での撮影です。午後2時過ぎに営業所に戻りました。この日は雪のちらつく天気でしたが、まだましなほうでした。
 この夜、東北自動車道は雪のため通行止めとなり、交通機関は大混乱に陥りましたから、その前に帰ることができて良かったのです。

 この日は17名の参加で、各自が思い思いのアングルでカメラを向けていました。もうこれが最後かと思うと、寂しい気持ちでいっぱいになりました。
 今後もバスの日野イベントなどでは元気な姿を見せて欲しいものです。
 ありがとう、そしてお疲れさま、弁慶号!!

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