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『栃木駅舎と例幣使街道を巡る旅』 
ボンネットバス 点描

 2009年6月13・14日(土・日)に栃木市で開催されたイベントでのボンネットバスです。

 ボンネットバスは山車会館前を出発すると、栃木駅を目指します。まず目に入るのは荒物屋さん。ほうきやかごなど、昔懐かしい道具が並んでいます。
 竹ひごで作った虫かごまで売っていました。
 
ここ、倭町は今も古い街並みが残る地域です。歩道が広て歩きやすく、電柱の地中化もなされており、きれいな町並みです。
 こんなにきれいな通りは当然建物をセットバックして生まれたのだろうと思ったら・・・
 昔からこの幅だったそうで、近所の写真館におじゃまして戦前の写真を見せていただくと、確かにこの幅でした。
 バスは栃木駅でUターンして、一路『例幣使街道』を目指します。
 こちらは街道の中の『岡田記念館』。
 白壁が美しいですね。
 こちらは神社と肥料屋さんです。手水に井戸・・・
神社の定番ですね。
 こちらがボンネットバスの名所だった『油伝味噌』。
ボンネットバスは名古屋に行ってショッピングセンターの名物になっていますね。
 最近、テレビ番組でも取り上げられたそうで、観光客がひっきりなしに訪れていました。車で来る人もあるのですが、中心部から歩いて、通りを見学しつつ来店する人も多く見受けられました。昔の街を歩いて回れるところが、栃木の魅力です。
 油伝味噌のお店の中から撮影してみました。明治時代から変わらぬたたずまいで、石畳の美しさが際立ちます。落ち着いた店内で田楽とラムネをいただきました。こちらの田楽味噌は絶妙な味わいで、お土産にもぴったり。

 大きな味噌樽、昔ながらの土蔵など、心の落ち着くお店です。
 バスは運動公園の脇を通って、終点の旧栃木駅舎とスーパーカーミュージアムへ。
 ここでしばし休憩、乗客の皆さんの記念撮影が始まります。今回のバス試乗会は地元密着型であったことが特徴で、栃木市のみならず近隣市町村からの親子連れが目立ちました。ボンネットバスの集客状況としては、とても良いことです。
 バスは備北バスの塗装で、駅舎は栃木駅ですが、ぴったり合っています。備中高梁や新見の山並みが思い浮かびました。
  復路は別のルートで栃木市役所前を経由。終点を目指します。
 なかなか雰囲気のある建物ですね。よく保存されています。
 これは、例幣使街道のひとコマ。
 思いもかけず、のんびりと昭和に戻った一日だったような気がします。

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