TOP > MENU > ボンネットバスに乗って 栃木駅舎と例幣使街道を巡る旅 > 2014

栃木県名発祥の地大博覧会と
例幣使街道を巡る旅 2014
 

2014年6月14・15日(土・日)の栃木市でのイベントの様子です。
今回は旧国鉄色TSD40が大活躍。新コースもできて、ゆるキャラも登場!!

 今回の撮影は自家用車+折りたたみ自転車で先回りする作戦。土日は無料開放の旧栃木市役所駐車場に車を停めて自転車で出発です。

 まず、一枚目はこれ。いまどき見かけることの無いいすゞのスーパークルーザー。栃木市のバスですが、地方自治体がお金を節約してバスを長く使うことは良いことですね。
 お祭り会場の斜め向かいにあるボンネットバス駐車場に行くと、既にバスが到着していました。

 考えてみれば、いつも撮るのはU690ばかりで、栃木でのTSDは初めてです。
 初便は新コースの「道の駅にしかた」行き。あらかじめロケハンに行ったのですが、住宅地が多く、あまり良い撮影ポイントが無かったため、整理券をもらって乗車してみました。
 
 朝10時の出発ですが、満席で補助椅子も使うほどの盛況ぶり。バスガイドさんの説明もたいへんお上手で、とても勉強になりました。聞けばその昔、バスガイドをやっておられたそうで、お上手なのも納得です。
 説明に聞き入るうち、ほどなくバスは道の駅にしかたに到着。

 ここではゆるキャラのキララちゃんがお出迎え。栃木市西方町特産のいちごをモチーフにしています。
 早速撮影会が始まりました。この日は車の方も含めて10人以上が撮影に来ていらっしゃいました。このイベントもバスファンの間ではすっかり定着してきましたね。
 きららちゃんはなかなかかわいいキャラクターなので、バスにも似合います。
 しかし、この日の最高気温は30℃。キララちゃんはしばし休憩・・・。

 入れ替わって、道の駅に立ち寄った皆さんが興味深げに覗き込みます。いまどき、こんなに注目される車も珍しいですね。
 最後はまた、キララちゃんが出てきて見送ってくれました。地元で取れた野菜なども豊富に売られており、なかなか充実した道の駅でした。
 さて、2便目が出発しました。ここからは先回りしての撮影です。
 いつも定番の場所で撮影し、
 赤信号のうちに次のポイントまで走ります。
 さらに自転車で先回り。油田(あぶでん)味噌さんの前でも撮影。自転車の威力は大きいです。
 その先は追いかけずに、油田さんを見学・・・。

 こちらは全景。
 道路から素敵な石畳を入ると・・・、
 お店のなかなか素敵な雰囲気で、お客さんの入りも上々。とてもはやっていました。
 奥に大きな味噌樽が見えます。
 横には土蔵が・・・。
 なかなか素敵な工場兼、店舗なので皆様もぜひお出かけください。
 ちなみに、おみやげには田楽味噌がおすすめ。逸品です。
 お店でゆっくり過ごした後は、また自転車で移動して市役所旧庁舎脇へ。
 その後、いつものように栃木名物、ジャガイモ入り焼きそばを食べて午後の便を待ちました。
 
 こちらは、観光客を乗せてきた野田市のバスです。きっと社会学習で来られたのですね。
 午後のバスも同じように先回りし・・・、
 さきほどと同じポイントで撮影。
 ここには昔ながらの金物屋さんがあって、いつも気になっているのです。
 というのも、昔懐かしい生活用品が売っているからです。
 撮影後は自転車で、今度は岡田記念館脇に移動です。
 赤いポストが効果的ですね。
 白壁もいいです。
 復路は・・・
 撮影ポイントにも困ってきたので、こんなところで構えていたら、
 なんとボンネットバスのすれ違いが撮れました。
 緑のボンネットは循環バスの「ふれあいバス」です。
 これで自転車での追いかけを終わり、最終便は車で出かけます。
 
 駐車場に戻ると、時間が経過したせいでドア側が順光になっていました。
 最終便は大平郷土資料館行きです。
 田植えを終えたばかりの田んぼの横で撮影すると・・・、
 バスはその先200mくらいで右折し、おおひら歴史民族資料館に到着です。
 むむっ、バスとポストとの間、奥のほうにゆるキャラが見えます。
 この日は市をあげてのお祭りなので、見学無料です。撮影のあき時間を利用して、白石家戸長屋敷を見学してみましょう。
 たいそう立派なお屋敷で・・・、
 お屋敷の中もご覧の通り、なかなかよく保存されています。
 裏手には離れや土蔵があり、
 その中を覗くと・・・
 昔の農機具などが展示してありました。
 むむっ、まん中の農具は、つい1カ月ほど前、中国の四川省で実際に使われていたのと同じものです。

・・・その名も唐竿(からさお)
 中国での使用例がこれ・・・。菜の花(油菜)の種をこれで分離しているのです。

 その後、種はなたね油に加工されます。
 この農具は、わが国では「郷土資料館」などに行かないと見られませんが、中国では唐箕などとともに日常的によく見られるものなのです。
 話を戻して、これは土蔵の前にあった井戸・・・。
 なつかしいですね。
 暑いので、お屋敷の中にいましたが、このゆるキャラの名前は「グレッピー」。
 栃木市大平町のぶどう団地から生まれた妖精です。
 絵で描く分には簡単なのですが、立体にしたらとんでもなく重くて大きくて移動しにくいものになったようでした。
 しかし、来る人来る人、全てが開口一番「暑いでしょう〜」と言うので、横にいた担当者さんは、「かわいい」と言ってもらったほうが喜びます!(笑)とフォロー。
 そんな(移動が)たいへんなキャラクターさんがバスを見送ってくださることになりました。たいへんありがとうございます。 
 なんと頭部の最大周囲は4m!!さらに、ぶどうの粒の一つ一つがしっかりした硬いバーツでできており、ことのほか重い!!

 頭が重いので、バランスをとるのもたいへんそうですが、グレッピーはバランスをとりながら上手に歩いてボンネットバスを目指してくれます。
 歩き始めて約3分、無事にバスの前にたどり着いてくれました。しかし、せっかく来てもらったからには乗客の皆さんにも記念撮影をしてもらわないと、グレッピーも苦労してここまで歩いてきた甲斐がありません。

 私がまず、見本を示してグレッピーと一緒に写真を撮ると・・・、
 
 次から次へと写真を撮る人が出てきました。

 とても重いキャラクターさんにここまで来てもらったので、皆さんに喜んでもらい、記念撮影をしてもらうことでグレッピーの労をねぎらうことができました。

 よかったです。


 グレッピーの撮影後は、またまた先回りをして・・・
 本日最後の撮影地はここ。
 大平山をバックに、
 自然たっぷりの風景写真です。
 ここは好都合にも信号待ちで列ができていたため、
 バスは止まってしまいました。
 じーっくり撮ったところで信号が青になり、
 ボンネットバスともお別れです。
 さて撮影も無事に終了したので、これからスーパーを巡って栃木名物、栃木牛乳の「レモン牛乳」を探します。

 そう、秘密のケンミンSHOWで紹介されて入手困難になったレモン牛乳です。
 あった!!
 
 ようやく手に入れることができました。


 いままでは全然売っておらず、毎回入手できなかったレモン牛乳。今年はコンビニとスーパーを3軒回ってやっと手に入れることができました。

 少し暑かったですが、お天気も良く充実した撮影ができた一日でした。

TOP > MENU > ボンネットバスに乗って 栃木駅舎と例幣使街道を巡る旅 > 2014

inserted by FC2 system